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エンジニアの日記帳。ものづくり、プログラミング、読書などについて書いてます。

自律神経をととのえる

2024/10/22

手や足は自分の意識で動かすが、内臓や血圧などは自分でコントロールせずとも自動で動く。これが自律神経系で、乱れると心身に不調をきたす。体には意識もできるし無意識にもできるものがある。それが呼吸。呼吸は自分の意思で自律神経に作用できる方法で、しんどくなりそうなときは呼吸を整えると良い。

自律神経は交感神経と副交感神経のふたつから成る。つまり、活動モードとおやすみモード。この切り替えをわかりやすくしてあげることが自律神経の助けになる。例えばリラックスできるはずの夜中に緊張状態が続くといまどちらのモードか分からなくなる。外の光を浴びずに日中もずっと寝ているといつ活動のスイッチを入れたらよいかわからない。規則正しく生活したり、夜寝る前にはスマホは見ないようにしよう、というのはこのあたり。

朝9時頃までの太陽光を浴びると体内にセロトニンという物質が分泌される。セロトニンは幸せホルモンとも呼ばれ、自律神経の調節に一役かってくれる(馬チェロレッテ3で櫛田さんが渡してましたね)。医学的なことなので自分にはちゃんと分かっていないが、読んだ本によると毎朝20分の散歩がうつ病の服薬と同じだけの効果があるとか。ちなみにこれは雨や曇りの日でも有効。人間的には太陽光が届いてないように思っても、体はちゃんとキャッチしてくれる。

私は寒暖差に弱く、春や秋など気温が大きく変わるタイミングで体調を崩す。ただでさえ快適な季節は短いというのにもったいなすぎる。寒暖差で体調がおかしいなと思ったら家でお湯を張りゆっくり入浴したり、岩盤浴に行ったりする。岩盤浴は最近知った趣味だがなかなか良い。体の内側から温められる効果もあるが、スマホを持ち込めないので自然と脱デジタルの時間が作れるのが大きい気がする。マンガ本を持ちこんで読める施設もあると聞いて大変魅力に思ったが、それが良いことかはまだわからない。ただ天井をぼーっと眺める時間が必要かもしれない。

急いだり慌てたりしても自律神経は乱れる。私の場合自律神経が乱れると取り戻すのに小一時間ほどかかるので、待ち合わせには時間に余裕を持って早めに行くようになった。少し早めに着いて本を読んでいたり、1時間以上早く着いておいてカフェで待ちながらプログラミングしたりするのも楽しい。自分が苦手なことがわかったら、それを改善するのではなく対応するようになった。お店のクーラーが寒すぎることが多いので上着を常に持ち歩くとか。荷物は増えるがゲームを攻略しているような感覚にも少しなる。

自律神経はストレスや不安感にも強く刺激される。良い緊張もあるが、未来のことをずっと不安に思っていても良いことはない。その不安を取り除くために今何か行動するか、もしくはいったん忘れてその時が来たら全力で頑張る。先々を心配しすぎて今のコンディションを崩さないようには注意したい。