大分に行った

2025/03/20

週末に大分に遊びに行った。大学の頃に全国47都道府県を一応踏破したが、場所によってはほぼ通過しただけの薄いエリアもある。大分もその一つで滞在した記憶がほとんどない。温泉好きとしてこれはイカンということで、別府〜由布院に2泊3日の旅行に行ってきた。

飛行機で行ったが空港から別府が車で1時間弱、別府から由布院も30分少々とそこそこ近い。別府は市街で由布院は山の中という感じで、今回は大分グルメを楽しみたい気持ちがあり別府のホテルに泊。駅前にはお店も多く、歴史ある雰囲気ながら新しいカフェや飲食店なども並んでいて好きな街並みだった。大分にゆかりのある同僚に教えてもらったスポットを巡る。ガイドブックよりも人から聞いた情報で巡るのが自分には面白い。

町を歩いていると外国の方が多い。観光客もそうだが地域で暮らしてるような方も多く、調べてみると大分県は留学生の割合が日本一らしい。その要因は立命館アジア太平洋大学があるからで、山道を走っていると突然巨大なキャンバスが現れて驚いたことがあったのだがそれが立命館だったと後に気づく。別府といえば温泉の蒸気が沸き立つ地獄めぐりだが、熱すぎて活用が難しい地が観光スポットとして昇華しているのは見事。地獄の色や形も多種多様、インパクトも十分で多くの観光客で賑わっていた。そして地獄めぐりエリア以外でも街のいたるところで白い蒸気が立ち上がっている。初めてみる光景に「おんせん県」の凄さを感じる。

ドライブの途中、路肩に柴犬を散歩するおじいさんがいた。のどかな景色と二人の姿がとても似合っていて和む。ホテルの朝、朝食前に早く起きて温泉に入る。別府の街並みを見下ろしながらお湯に浸かる。スマホから離れてゆっくりと頭の中を整理する。日常と違う場所に行ったからこその時間を過ごし、良い大分旅になりました。