サポートがユーザーをファンにする
メモの置き場としてGmailを使っている。誰かに聞いたおすすめ本、忘れたくないTODO、Webサービスのアイデアなど色んなものをすべて自分宛にメールで送る。定期的に受信箱を上から見ていって、そのメモが完了したらアーカイブして整理する。本当はそれぞれの登録に最適なサービスがあるだろうが、メモする時点でカテゴリ分けを考えるのも面倒なのでこの方法が定着した。メールならパソコンからでもスマホからでも送れるので環境も選ばない。
自分にメールを送るアプリとして「Note To Self Mail」というアプリを使っている。このジャンルではCaptioという人気アプリがあったが最近サービス開発が終了。代替となるものを探して、一番操作感の良いこのアプリに切り替えることにした。
Macにもこのアプリを入れてるが、頻繁にメモするのでショートカットでメモを送信する機能が欲しいと思って問い合わせてみた。数時間後に返信が来て、「Cmd+Sでできるよ!でも提案してくれたCmd+Enterでの送信も直感的だと思うので検討するね。気に入ったらAppStoreでレビューを書いてね!」と書かれていた。すでにある機能の案内、要望の受け止め、返信の早さなどなんとなくカンジが良く、AppStoreのレビューを書いた。元々気に入っていたアプリではあったが、こういう体験があると単なるユーザーからファンに近づく。
昔Smoozというブラウザアプリを使っていたが、要望を送ると創業者の方が自らすぐ返信してくれ、その後機能追加されるとまた連絡をくれて良いサポートだなと思った記憶がある。ファンになれば長い間使い続けてもらえるし、良い体験は人に話したくなるのでサービスを広げるのにも一役買うことになる。新卒の頃にザッポス伝説を読んで顧客ファーストがつくる面白い世界に感銘を受けた。こういう経験はいつまでも覚えている。