人とのつながりで仕事を作ること

2025/04/16

Web系の会社で働いていると、正社員ではなくフリーランスとして仕事をしている人にも多く出会う。彼ら・彼女らは専門の知識を提供する代わりに対価をもらう。正社員との待遇の違いは企業によって違うが、基本的には正社員は会社が「育てる」意識が強い。良い経験を積ませてエースとなる人材をつくる。そのために目標や評価の制度もある。フリーランスは成長よりも即戦力が求められる。仕事の価値を高める方法は自分で考える必要がある。

フリーランスは自分で取引先を見つけなければならない。話を聞いてみると昔の職場や、知り合い経由で仕事を紹介してもらうケースが多いらしい。良い仕事をすれば別のタイミングでも声がかかる。とてもシンプルだ。

落とし穴として、自分の年齢があがっていったとき、同世代が仕事をコントロールする立場から少しずつ離れていくというのがある。知り合いから仕事をもらえる機会がそもそも減る。自分なりの専門性を分かりやすく提示したり、世代を超えていろんなタイプの人と知り合っておくなどが必要になる。

自分はというと、あまり人脈を築くのに熱心なタイプではない。そうなれない。人と話すのは好きだがそこから仕事に繋げるみたいな発想にはまったくならず、ただその場を楽しく話せればそれで満足してしまう。

Webサービスを考えて作るのが好きで、それが仕事になればうれしい。これなら人からの依頼がなくとも自分で無限に仕事を生み出せる。その代わり仕事の不安定性がめちゃ高い。誰から仕事をもらうのではなく、自分で作り出すのはそれなりにエネルギーが必要になる。