Feedback Loop
Duolingoを始めて50日経った
食わず嫌い気味だったDuolingoで英語学習をするようになって50日経った。毎朝仕事前に15分ずつやっていて、ここまでは絶やさず毎日続けられている。そして今後も続けていけそうな感覚がある。
気に入っている部分をいくつか書いてみる。例えば英語の文法を学ぼうと参考書を開いてみると、過去形や関係代名詞など、文法のエッセンスが章ごとに分かれていて一つ一つ説明されている。これは勉強する分には良いが、もちろん普通の会話ではこうやって区切られて登場することはない。Duolingoは過去形のセクションでもそれとはまったく関係ない以前学んだ内容が出題されたりする(気がする)。間違えた問題は正解するまで何度も出題される。この回数をこなしながら学んでいく方法は実際に英語を使いながら習得していくのに似ているんじゃないだろうか。座学でばかり学んできた自分にとっては新しい感覚を覚えている。
オンライン英会話のNativeCampを少々やっていたが、英会話だと会話が進むことが重視され文法が間違っていても立ち止まって確認しづらい。ティーチャーの言っていることが分からなくてもなんとなく誤魔化せてしまう。実際の会話もそんなものかもしれないが、英語力をあげたい立場からするとあまり適していない。元々ディクテーションをやりたいのがDuolingoを選んだモチベーションだったが、英語を一単語ずつすべて聞き取り書き出すのはとても勉強になる。"a"とか"that"とかかなりの頻度で聞き逃すし、文法の知識含めてリスニングが向上している実感がある。
ややネガティブ要素に考えていたゲーミフィケーション的な要素だが、すっかりハマってしまった。5問連続で正解したときに鳥が跳ねると嬉しいし、XPが2倍手に入ると言われたら少し英語の時間を伸ばしてしまう。連続50日!みたいな賑やかしがあり、それを途絶えさせたくないという思いで毎日最低1レッスンはしようとアプリを開く。ひとつレッスンをすると気づけば3つ4つやっているもので、こんな感じで習慣が作られた。今はiPhoneのホーム画面とロック画面にその日レッスン済みかどうかわかるウィジェットを置いていてすっかりファンである。ちなみにXPによるリーグ?みたいなのはまったく意味が分かっていない。いろんなリーグに勝手に参加させられてそこで順位があがっていくアニメーションを見せられる。意味はわからないが、それすら好意的に感じている。