子供の頃読んだ漫画はいつまでも面白い

2024/12/18

SLAM DUNKやHUNTERxHUNTERなど自分が学生時代に読んだ漫画はいつまでも面白い。逆に鬼滅の刃やヒロアカなど最近の漫画はあまりハマれない。これは好みの変化もあるが思春期の影響も大きそうだ。

小学四年生の時にジャンプでONE PIECEの連載が始まり放課後よくキャラクターの名前の言い合いをして遊んでいた。大学生の頃はHUNTERxHUNTERやシュートの名言を引用して楽しんだ。多感な時期、自分の基礎が形成される頃に読んだ漫画には大きく影響を受ける。作品の面白さに加えて友達と共有できたというのも大きかったかもしれない。

最近はウェブ連載も増えて人気作品の数はとても増えた。面白いものもたくさんあるがかつてほどはハマれない。読書や個人開発など他に趣味ができて相対的に弱まっているのもあるかもしれない。小説と比べると漫画は一冊をすぐ読み終えてしまう。外出中に読むには何冊も持っていかないといけないし、ボリュームが嵩張るので家のスペースも取る。最新刊を買ってきて本棚に並べるのが好きだったが今は考えが変わってしまった。

鬼滅の刃が流行ったとき、ONE PIECEやBLEACHなどこれまで流行ってきた漫画のエッセンスが凝縮されてるなと感じた。でもこの感じ方は世代的なもので、おそらく上の世代はキン肉マンや聖闘士星矢で感じるのではないか。自分の血肉になったものでどうしても語ってしまう。

今でも紙で買ってるのは「アオアシ」と「ワールドトリガー」。アオアシは気合いじゃないサッカー漫画。高校サッカーではなくJリーグのユースが舞台で、田舎から出てきた主人公はチームに揉まれながら技術を身につける。ワールドトリガーは読むと仕事が上手くなるバトル漫画。宇宙人と戦うストーリーではあるが、個の力でなく組織やチーム戦略の比重が大きい。戦闘中の立ち回り、上層部に承認をもらうべく調整するシーンなどはサラリーマンに刺さる。

ここまで書いていて、漫画を読む時間が減ったのは学生の頃より漫画の話をする機会が減ってるからな気がしてきた。自分に合った漫画を見つけるのは意外と難しい。近しい友人が自分の知らない漫画で盛り上がってそれを読みたくなるようなタイミングが今の生活にはない。絵柄やストーリーからレコメンドする技術が発達したり、友人の読んでいる作品がわかるSNSなどが出てきたら解決されるかもしれない。期待して待ちたい。