「すべき」から解放される

2025/03/30

仕事のセオリーであったり世間一般の常識であったり、大人になるほど「こうすべき」が身についていく。先人が積み上げたノウハウ集なので従えばある程度はうまくいく。しかしと周囲と同じ行動をすることになるので成熟してくるとそこでは差がつかない。方法論ではなく、自分の見てきたものや考えてきたものの反映が差別化になる。

自分が「すべき」に捉われていると他人にもそれを求めるようになる。相手に勝手に自分の基準を押し付ける。相手としてはそんなもの知ったこっちゃないので、当然基準に沿わないことも多くなる。それを見てその人がダメだとか、仕事ができないとか判断を下していると世界はどんどん窮屈になっていく。

「すべき」ではなく「したい」を大事にする。自分はこうしたい、こう考える、というのを信じてみる。世の中の常識とは違っても、自分の内なる声に従う方が後悔が少なくて済む。人に依頼するときは自分の想いを伝えて、その上でどういうものが返ってくるかはその人次第。その出来は良し悪しというよりは自分とその人の相性なので、そういうものとして受け止める(認識がズレてるなどそれ以前の問題であれば修正する)。

組織やチームでいうと、「すべき」をルールでガチガチに固まるのではなく、「こういうチームでありたい」というビジョンを伝える。しつこいぐらい何度も伝える。目指す先だけど共有できてれば、あとは各人がそこを目指して自分なりの最高の道筋で進んでいける。楽しんで創意工夫するチームは強い。そういうマインドが育まれる組織でありたい。