「思ったらいけない」ことはない

2025/01/27

何かの事象を見たり考えたりすると心の波に石が投げられる。それが波紋となり感情が芽生える。怒りや嫉妬など負の感情が湧き上がることもあり、それは世間的には良くないとされる感情かもしれない。でもその感情は咎めなくて良い。どんな感情も自分の中から出るものは自分の感じ方である。

感情そのものを否定するのではなく、それがどう表出するかをコントロールする。表情、言葉、行動を制御する。どんなに激しい感情でもピークは発生から6秒らしい。なので6秒間ぐっとこらえてから行動する。余計なことを言ってしまったり、意図と違う形で伝わり他人を傷つけてしまうことが少なくなる。

社会的に、あるいは周囲との関係的に言わない方が良いこともたくさんある。でもそれを言葉にせずに周りに合わせていると自分を見失う。そんな時は文字に書けば良い。考えてることを書き出し、誰にも見せずにそっとしまう。自分がその時どんな感情になったか、何を思ったのか。人に話せずとも、自分の心中に書き留めておけばそれで十分だ。