今が「途中」だと思えば気が楽になる
2025/03/25
どんな結果にも運の要素は含まれる。例えばWebサービスを作っていて、どれだけ技術力があり、どれだけデザインを作り込んでも時期やタイミングが悪ければヒットしないこともある。「絶対に当ててやる」と気合い十分で挑んでもコントロールできないことはある。自分にできることは完成度を高める、作ってるものが本当に役立つか考え続けて改善するなど、自分のコントロールできる中で最善を尽くすところまで。
「絶対に当てる」をゴールにすると運要素が絡み、達成できないときに自分を責めることになる。こういう時は「いまは道の途中」だと考える。もしリリース後に誰からも注目されなくても、届けたい人に届くまで続ければ良い。仮に作ってるものが大炎上してしまっても、次に作るものでその教訓を活かせばいい。ゴールからの逆算ではなく積み上げで考える。昨日より今日に出来ることが増えていればそれで良い。
絶対はないと分かりつつ、それでも99%を目指して頑張る姿勢もある。それも尊重されるべきだと思う。その方が自分が燃えて楽しいならそれで良い。しかし後がないような状況に自分が追い込まれてしまうならそこまで切り詰めなくても良い。幸せとはゴールすることではなく、ゴールに向かう道中にこそある。目標に向かって進む過程そのものを楽しめる状態でいたい。