本を読んでいて息切れしたら

2025/04/26

本を読んでいると脳が活性化するのか、色々なことへの考えが浮かんでくる。それは本のテーマと関係ない場合もあったりするが、本の端のスペースにその考えをメモしたり、空白のページを見つけて書き散らかしたりするのをよくやっている。頭の中にはいろんな情報があるが多すぎて普段は引き出しにしまわれている。本に書かれている理論や出来事がそこに刺激を与えて表面化するようなイメージだ。

そういう体験も含めて読書は面白いが、たまに読んでいても身になっていない感覚、内容が入って来ず息切れしているような感覚になることがある。そんな時は読んでいる本のテーマが今の自分の興味と合っていないとか、他にやるべきことがあってそれが脳を占有しているとか、インプット過多になっていて何かでアウトプットする必要があるとか、そういう読書に没頭できない状況であることが多い。読書はどんな本を読むか選ぶところから始まっている。今どういう分野の知識をつけたいのか、どういうモヤモヤを明確にしたいのか。自身の状況を鑑みて読みたい本を選んだ時は外さない。インプット過多もよく感じる。読書ばかりしていて発散や表現の場がないとき、脳に余白がなく新しいものの吸収率が下がっている。ブログを書く、散歩する、ノートに頭の中を書き出すなど何でも良いが、溜めたものを一度吐き出して整理することが必要になる。

インプット過多の逆で、アウトプット過多を感じるときもある。それは例えばプログラミングをしていたり、人と話していたり、日記を書いていたりといろんな場面で起こる。1の内容を10に広げて書いているとか、ずっと同じようなことを繰り返していて進歩がないような時にそう感じやすい。アウトプット過多を感じたら一度休んで情報を仕入れるターンとしたい。息切れした状態で人と話しても楽しくないし、いろんな知識を仕入れることでアイデアの組み合わせが増える。大事なのは遊びで、いつもと違うやり方を試したり、いまやっていることと全然違う分野の本を読むのも有効。同系統のことをやり続けるよりも幅が出て、ワクワクを取り戻すことができる。