M-1グランプリ2025を観た

2025/12/22

今年も面白かったですね。普段ふざけてばかりの芸人がなぜかM-1の時だけは真剣に描かれる。何かにガチで挑む姿は美しいものです。

個人的に楽しみにしてたのはエバースと真空ジェシカ。この二組はM-1というか、いま芸人の中で一番好きなコンビかもしれない。エバースは今年NGKの単独に運良く参戦でき、優勝できそうなネタがすでに3本くらいあるなと驚かされました(決勝でやらなかったけど)。

真空ジェシカは去年のツアーに参加。それが真空、ママタルト、カナメストーンの3組のツアーライブで、なんと3組とも決勝に進むこととなりました。敗者復活も見てたけど最終候補のなかではカナメストーンだったかな。その前に落ちたなかだとゼロカランが好きでした。

たくろうは大阪の寄席で初めて知り、そのあといつ見てもネタが面白くてよくウケていました。赤木さんが無茶振りに付き合わされる構図で、オドオドひながら放つフレーズがすべて面白く、他にはないオリジナリティになっています。

たくろうもエバースも単純なボケとツッコミという構図じゃなく、二人の会話が面白いというスタイル。赤木さんと町田さんが本当に言いそうなことを言ってるので見てるほうも引き込まれる。技術が高まり続けた結果、最近はその人っぽさのある説得力のある漫才が受け入れられやすくなってるのかもしれません。

今年も面白かった!


M-1のあった日

2025/12/21

開発してるアプリが完成間近。あとはAppStoreに掲載用のスクショを作って細かいバグ修正を残すのみとなった。今回は細かい作り込みを頑張り、自分的にもかなり心地よいアプリにできたと思っている。アプリ開発はやっぱり楽しいな。

iOSアプリ開発を仕事でやっていたのは5年くらい前なので、その間のブランクを少しずつ埋めている。具体的にはWWDCというAppleのカンファレンスを見てるのだけど、新しく使える機能などが色々とあり面白い。いつも自前で実装していた機能をAppleが提供するようになってたりして、手軽に質の高いアプリを作れる時代になっていると思う。

Xでいい感じの動画をポストされてる方がおり、そういうツールがあるのかと探したが見つからず、本人にDMで質問させてもらった。まったく関係性もないので無視されて当然のところ丁寧にお返事いただいて感動。昔とある先輩が言っていた「インターネットは(正しく使えば)素晴らしい」という言葉を思い出した。感謝です。

夜はM-1。毎年欠かさずチェックし、終わった後は友人と感想回のPodcastを収録してるのでかなり楽しみにしているコンテンツである。しかし今年はベビーちゃんが誕生したこともあり、いまいち集中して見れず。パートナーが世話は任せて見てていいよと言ってくれたけど、なんだか自分だけ好きなことをやることに引け目を感じてしまう。

去年はパートナーと一緒に楽しくM-1を観たので、あの時間にはもう戻れないんだなと寂しくなったり、いやでもそれ以上の喜びが今あるしなぁなどと考えを巡らす。ケアに意識を割くいまは他の何かの活動を抑えないといけない。でも自分を律してすべての遊びを禁じるのも自分を削りすぎにも思っており、そのバランスを模索中。


Agent Skillsについて

2025/12/20

Agent Skillsというのが話題だ。これはAIに特定の仕事を教えるもので、例えばWebサイトのデザインの技法を与えられる。フォントの選び方やレイアウト、余白の取り方などオシャレな装飾には一定のセオリーがある。それを与えてAIを専門家にできれば強い。

AIにはコンテキストという脳のサイズがあり、これをできるだけ効率的に使うのが現在のトレンドだ。情報を与えすぎるとサイズを溢れてしまう(情報が抜け落ちる)し、不必要な情報をたくさん与えると出力の頻度が下がってしまう(重要でない情報に反応してしまう)。

Agent Skillsはこの点よくできており、最初に目次だけをAIに渡す。「私はWebサイトのデザインの専門家です。デザインについて作業するときは声かけてね」みたいな感じ。AIは必要なタイミングで専門家に声をかけ、そのとき初めて専門家の詳細情報にアクセスする。コンテキストを無駄に圧迫しない設計になっている。

ところでこのSkillというものは、元々はClaudeを開発しているAnthropic社が作っていた機能のひとつだ。それが筋が良いということで他社が真似し、ついにAI界共通の仕様になった。AI黎明期にはこんな感じでいろんな発明が生まれていく。その渦の中に居れることをうれしく思っている。


日記から挿絵をつくる仕組みを作った

2025/12/19

毎週水曜は育児の記録を書くことにしようと思っていて、Webサイトを拡張して「育児日記」のメニューを追加した。読書メモみたいに振り返りやすいようにしておく。こういうちょっとした変更はAIが99%間違えずにやってくれるので楽な時代になった。

普段の日記は写真を一枚つけて投稿するようにしているが、育児日記に過去自分が撮った写真を添えるのは何か違う気がする。かといって最近の写真を毎回用意するのも大変すぎるので、イラスト風の挿絵を添えることにした。日記の内容に沿った挿絵をつくって添える。写真の回とか雰囲気が違うのもすぐわかるし良さそうだ。

ここはAIの力を借りる。その日書いた育児日記の内容から特徴的な出来事(例. 夜中2時に暗い台所でミルクをつくった)を取り出し、それをスケッチ風の絵にする。日記を書いたらボタンをポチッとして20秒くらいでできる。絵のテイストはAIと試行錯誤していい感じの雰囲気が作れたんじゃないかと思う。自分的には気に入ってるけどどうでしょうか。

この日記の目標は毎日書くことで、それをやるには書くハードルをできるだけ下げることが重要。そんな気持ちでやってるからAIに画像を用意してもらうのは自分的にはかなり便利だ。しかもAIっぽい生成画像だとやる気がでないので、なるべくそれを消した手書き風イラストを実現した。AIが登場してからスピードも早くなったし、これまで諦めてた表現も突き詰められたりして本当に楽しくなった。


将棋熱が再燃しかけている

2025/12/18

久しぶりに外のカフェで個人開発した。やっぱり雑音が周りにある方が集中できる。小中学生の頃は実家のリビングでテレビの横で勉強していたな。意志が弱いので一人の空間だとすぐにサボってしまう。

最近は将棋ブームが再燃しつつあり、時間がある時に遊んでいる。前に勉強してたのが半年前で、ブランクも空いてるし流石に勝てないかと思いきや意外と戦績がよい。中盤はいつも劣勢気味になるけど終盤に盛り返したりする。終盤の定石の本を読んでたのが今になって開花したのかもしれない。

将棋は面白いけど脳が疲れる。特に将棋ウォーズというアプリは自分の持ち時間(10分)を使い切ったら自動的に負けになるので、終盤の脳疲労がハンパない。夜寝る前に指そうもんならしばらく寝れなくなる。それが辛くなって半年前はやめたのに、どうしたものか。

今日ニュースを見ていると、Googleが音声専用の眼鏡を来年発売する予定らしい。以前Googleグラスが大注目され、結局発売されないまま終わるということがあった。その時から眼鏡型デバイスには惹かれている。今はAIも発展してるので、目に映る建物や花の説明とかを聞けると散歩が楽しくなりそうだ。