育児日記

2025/12/17

12/10

5:00
病院から帰宅。

11:00
友人何人かに報告。いまの気持ちをプライベートの日記に書く。

14:30
面会に行く。やはり1日30分までしか入れないらしい。病室は個室が取れ、快適そうで良かった。


12/11

11:00
授乳時に息を止めることがあり心拍モニターを外せないらしい。少し心配。

15:00
パートナーの抱っこが上手で謎の焦りを感じる。自分も抱っこしたが手に汗握った。
子に会ったのは同じタイミングなのに差が大きい。

22:30
パートナーと電話。名前がほぼ決まる。


12/12

14:00
呼吸が安定したのでモニター外れる。病室の自由な場所に赤ちゃんベッドを置けるようになった。

20:30
友人が送ってくれたお祝いが届く。おもちゃや本、便利グッズなど4品も。ありがたい。

23:30
パートナーから、今のこの気持ちを残せないのが歯痒いと連絡来る。
写真じゃ残せないものがある。


12/13

9:30
LINEでなんでもない1分の動画が送られてくる。ただ口を動かしたりあくびしたりするもの。
こんなに抑揚のないショート動画は久しぶりに観たな。

12:00
ベビーベッドを組み立ててテレビを設置。
別の友人からお祝い届く。ありがたい。

14:00
母乳が出始める。赤ちゃんの体重も増えてきた。


12/14

15:50
母子診断がおわり、問題なく退院できることになる。
病院で使ってるミルクやオムツの種類、おすすめの哺乳瓶を助産師さんに聞き、帰り道に買う。

19:00
沐浴用のベビーバスを膨らませる。空気孔が多くて意外と時間かかった。

21:00
買った哺乳瓶が間違えてることに気づく。明日朝イチで行かなければ。


12/15

10:00
哺乳瓶を買う。哺乳瓶につける乳首なるものを買ったが、それは替えのパーツで本体買う人は買わんでいいらしい。
ちょっとした買い物すらできない。無力!

12:00
ミルトンで哺乳瓶を消毒。

15:20
退院。チャイルドシートに乗せるとき大泣きすると思ったが意外と大丈夫だった。えらい。
初めての外の世界はどうでしょうか?

16:00
家での初授乳。あたふたするばかりでまったく役に立てない。

17:30
オムツと服を着替える。泣いていて焦る。
服のボタンの位置がわからない。タグが外側についていて服が裏返しかと焦る(子供の服はそういうものだとわかってるのに…)。

18:00
初めて部屋で子と二人の時間を過ごす。
様子を見て、意味もなく布団を掛け直す。

18:30
抱っこしてVERRY SMoLの歌を歌う(ラップスタア)。

23:30
おむつ替え3回目、服の着替え2回目。少し慣れた。
吐き戻しが多くて用意していた服がすべてダメになり、急いで洗って義母と一緒にストーブの前で服をかざして乾かす。


12/16

1:30
心配でなんだか寝付けない。
授乳がはじまりオムツ替えを一人でやる。ちょっとは戦力になれてきた。

10:10
ベビーベッドが絶妙な高さで腰が痛い。かがんでオムツ替えたりするので厳しい。みんなどうしてるんだ・・。
抱きかかえた後に頭の下に腕をスベらす手順がわからず、手でずっと首を支えている。しんどい。

15:30
沐浴。今回は自分はサブで、病院で聞いた方法をチュートリアルしてもらった。

16:30
なかなか寝ず、抱っこして揺らしてたら寝てくれた。何かが認められた気がしてうれしい。
・・と思ったらギャン泣き始まる。自分の抱っこの仕方が苦しいのか?と疑心暗鬼になる。

17:30
今夜の命名式に向けて命名書を作る。Canvaでそれっぽくデザインした。
あらかじめ用意してたアイテムで手形と足形も取る。

18:30
完全にひとりでオムツ替え成功。うんちの音が聞こえてチェックし、オムツ替えてまた抱っこするまですべて一人でできた。
童謡をいくつか歌う。腕が筋肉痛、これは肉体労働だ。

19:30
命名式。名前決まる。

21:30
自分の実家に名前の報告。いい名前と言ってもらえてうれしい。

23:00
初ミルク作る。お湯で作って水で冷ます。温度が適温かわからずドキドキ。


ベストスコアを目指せ

2025/12/16

ふるさと納税で届いたフルーツがおいしい。愛媛の「まごころまどんな」、これは来年からもリピしたい。

さて、最近はまたアプリを作っていて、これが面白くてハマっている。12/19からAppleの審査が休みなのでそこまでの提出を目指してるが、まぁ状況的にあまり難しく考えず、ベストエフォートが出せればそれでよいかもしれない。

ベストは無理でもベストエフォートは目指せる、という話をよくしていた時期があったが、大好きな漫画「ワールドトリガー」の最新刊にも似た話が出てくる。「ゴールではなくベストスコアを目指せ」で、ゴールを達成できなくてもその道中でレベルアップできたらそれでいいやん、というもの(意訳)。人生でこれを達成したら幸せになれる、というものはない。それより適度な目標は持ちつつ、人生の右往左往を楽しめる人が一番幸せの状態に近いと思う。

ちなみにワールドトリガーはビジネスマンにもおすすめの漫画。もうひとつ挙げると、「あの人だけが知ってる特別な何かなんてない」というセリフがある。

活躍してたり、輝いてる人を見ると、自分とその人の違いを考えてしまわないだろうか?自分にはなくて、あの人が持ってるものは何なの?こう考えてしまうけど、そんなものはない。そんな特別な何かを探してる間に、その相手はコツコツ一歩ずつ努力している。

エンジニアは個々人の技術差が大きく、勢いのあるエンジニアをみると裏を勘繰ってしまいがちに思う。あの人は出自がいいから、コンピュータサイエンスの博士号持ってるから、どのどこの会社を出ているから、など。それも要因の一部ではあろうが、やっぱり大部分はその人の努力により培われていることが多い。

相手がどうとかは気にせず、過去の自分と比べて1ミリでも前に進んでいるか?経験値は増えているか?

それを確認する方が心は穏やかでいられる。


「自分とか、ないから」を読んだ

2025/12/15

自分とか、ないから。教養としての東洋哲学」を読んだ。著者の名前はしんめいP。しんめいP?なんか怪しい。そう思って手に取ってこなかったが、友人の知り合いであることが判明して一気に距離が縮まって購入。読んでみると大変面白く、しょうもない理由で避けていた自分が恥ずかしくなった。

内容は東洋哲学について、これでもかというくらい噛み砕いて解説している。著者の方は東大卒で一流企業に入るが合わずに退職する。そこで無職の期間を長く過ごし、辛い時期に東洋哲学に出会う。西洋哲学は生き方の追求などの頭がいい感じがして無職で読むとより辛くなる。東洋哲学は「楽になるための哲学」で、これだと思ってブッダや老子のことを調べていき、そのエッセンスを読みやすく書いたのが本書。

いくつかメモした言葉を書く。

苦しみの原因、それは「自分」なのだ。

すべてが変わっていくこの世界で、変わらない「自分」をつくろうとする。

そんなことしたら、苦しいにきまってるやん。

何かに捉われず自分も柔軟に変化していく方が苦しみはすくない。

いちばん低いところにいるのに、いちばん強い。

そもそも争いにならないから、「敵」がいない。無敵なのだ。

敵が無いと書いて「無敵」というのも面白い。

「お金をいっぱいゲットしよう」もいいけど、

「お金をいっぱいゲットして、いっぱい人をたすけよう」と、でかく考える。

すると、でっかい自分、「大我」になる。

自我を抑えるのもいいけど、難しければそれを追求しまくって大きくする。スケールを壮大にして、それを善いことに向ければいいやん、という考えが面白い。

こんな感じで難しい表現を現代に噛み砕いて解説してくれる。文体はかなりカジュアルめで、最初読み始めた時はもしかすると苦手かもな…と身構えたものの、著者のセンスが抜群で、クスリとさせてもらいながら一気に読みました。こういう文章もいいですね。


THE Wを見た

2025/12/13

夕飯をつけながらふとテレビを点けるとTHE Wがやっていた。女性芸人のNo.1を決める大会で賞金は1,000万円。いつも思うけどM-1と時期が近すぎて盛り上がりづらい。今年は粗品さんが審査員をやっていて注目されていた。粗品さんはytvの審査員を今年初めてやり、その的確な分析と厳しく愛のあるフィードバックで番組を盛り上げた過去がある。

THE Wはレベルが低いと言われていて、それはTHE WのファイナリストがM-1の3回戦あたりでみんな落ちているので根拠もある。それでも審査員は毎年「面白い」を前提にコメントしてたが、粗品さんは「面白くなかった」「1秒も笑えなかった」「おもんない客が変なところで笑ってただけ」と辛辣なフィードバックをする。

自分も粗品に話が振られたときは観ていてワクワクしたが、全肯定できないモヤモヤが少しあった。それが何か考えてみると、「強者の意見は常に正しい」世界を嫌がってるんだと気づいた。世間の目を気にして曖昧なことを言う審査員が増えてるなか、本当に実力アップに繋がるコメントをする粗品さんは必要な存在。でもファンが「粗品が言ってるから正しい」「粗品に歯向かうやつはアホ」みたいに言い出すと息苦しい。粗品さん自身が「お笑いわかってないアホども」と言うように、考えることを放棄して誰かの追従だけする人が増えていく様子は寂しい。

あとは最近の賞レースはバラエティ的な空気に包まれていて、例えば敗退した人も面白いコメントで爪痕を残そうとする(本当は悔しいけど出さない)。エルフが粗品コメントを笑いで返そうとしてズレた時があったが、それはエルフが番組の雰囲気を重視しようとしたからで、番組側がどういう大会にしたいのかを出演者と共有する必要があったように思う。

ちなみにAbemaのオーディション番組「RAPSTAR 」では審査員6人のスタイルや審査の観点がそれぞれ違っていて、この違いが番組に厚みを生んでいる。どの人のコメントも聞いてもなるほどと唸らされるし、6人がお互いの審査をリスペクトしてる様子も見られて色んなスタイルがあるんだなと実感できる。今は粗品さん一人が目立ってるが、他の審査員とバランスが取れるようになればもっと見やすくなるかもしれない。


アプリのデザインが楽しい

2025/12/13

自分はメインの機能を最初に作り込むことが多い。設定とか通知画面とか、そういうサブ的なものは最後まで手をつけない。メインの使い道で楽しく便利さが享受できるか?それをまず最初に確かめたいと思っている。

デザインも組み込む。自分はFigmaなどのデザインツールは使えないので、紙とペンで適当にラフ図を書いて、それを見ながら実装する。こうしてるとメイン画面だけ立派で、他はしょぼいアプリが出来上がる。そして次はサブ画面を作っていくのが従来だったがー。

AIの登場により、メイン画面を渡せばそのテイストでサブ画面のデザインを考えてもられるようになった。この使い方が思いの外便利で感動している。サブ画面は登場頻度としては低いが、アプリ全体の一貫性を担保するためには手を抜けない部分でもある。一貫性というのは見た目やタップしたときの挙動、ボタンの配置など。AIは模倣が上手なので、「このアプリでこういう画面作るならデザインはこうでしょ」を提案するのが上手い。

自分はデザインのインスピレーションを探すときはDribbbleなどのデザインサイトを眺めることが多い。素晴らしいデザインが多いが、そのデザイナーの世界観が強すぎて基本的にはそのまま使えない。上のAIを使った方法なら、自分のアプリをよく理解してるデザイナーがいろんな画面をオシャレな感じで作ってくれる。これはかなりスピードアップになる気がする。

一通り実装したものは自分のiPhoneに入れて普段使いする。ご飯前とか歯磨きしながらとか。そうすると見えづらかったり何のボタンかわからなかったりして不満を覚えるので、それを一つずつ潰して滑らかにする。こうしてアプリの摩擦が減っていくのがとても楽しい。見た目上のデザインはAIがかなり上手くなってるが、全体感の設計やアニメーション・インタラクションなどの動きの部分は、まだまだ人間の土俵だなと感じている。